臨床心理士になるために指定大学院の通信制を利用するのもありです。

臨床心理士指定大学院の通信制

通信制の臨床心理士指定大学院は、現段階では、（財）日本臨床心理士資格認定協会が認定している通信制の指定大学院として、放送大学大学院と、京都の佛教大学大学院（臨床心理学専攻）の2校しかないそうです。
臨床心理士指定大学院には第1種指定大学院と第2種指定大学院の2種類があり、それぞれ臨床心理試験受験資格の取得方法が異なるそうです。
第1種指定大学院を修了した場合は、実務経験がなくても臨床心理資格試験を受験することができます。
第2種指定大学院を修了した場合は、修了後1年間の実務経験が臨床心理資格試験を受験する際必須条件となります。
また、第1種、第2種の大学院それぞれの違いは大学院の教員数ですとか、実習施設が大学院内にあるか否かといった点などで判断されます。
放送大学大学院の場合は外部研修機関に実習を委託しているため、第2種指定となっています。
それに対して佛教大学大学院は第1種指定となっていますが、プログラムが3年制となっているため、いずれの大学を修了するにしても臨床心理資格試験を受験するまでに3年はかかってしまうようです。

臨床心理士になる方法